2021/01/26 22:58
水道水を不味いと感じるのには理由があった!
水道水は、場所や居住環境にもよりますが「臭くて飲めない」「不味い」等の理由から飲用しないという人も珍しくありません。
水道水が不味く感じるのは、原水を消毒した際に残留した塩素の成分が主な原因です。
水道水を各家庭に供給するためには、様々な細菌や化学物質を除去した上で、水道法に基づき「水1Lに対して、0.1mg以上の塩素」を含み、一定の水質検査をクリアする必要があります。
こうして供給される水道水は、飲用しても健康上の問題はないことが保証されていますが、原水の汚染が酷くて大量の塩素で消毒した場合は、他の水道水に比べて「臭い」あるいは「不味い」と感じる水となってしまう可能性が高くなります。
残留塩素と水の味の関係
水は無臭が良いとされており、臭いがついた水は美味しいとは感じられません。
残留塩素があることで細菌などから水を守ることができますが、含有量が多くなる美味しいとは感じられません。
「水道水はカルキ臭が強くて飲めない」という人もいるかもしれませんが、残留塩素は1L当たり0.4mg以下であればおいしく飲めるとされています。
残留塩素の濃度を調べるキットも販売されていますので、試してみるのも良いと思います。
普段飲んでいる水がおいしく感じられないようであれば、何が原因でおいしく感じられないのかを、キットを使用して調べたり、水の成分表を確認したりすることもおすすめです。