世界のハナタカ水知識

2020/03/17 20:55


WHOのマスクに対する驚きの見解とは

巷では多くの人がマスクを買い求め、一部の病院ではマスクの在庫がなくなるという状況さえ起きている

個人売買のサイトではマスクの高額転売も多発し、
消費者庁はサイト運営会社などに適切な対応をとるよう要請した。

その混乱とは裏腹にWHOが推奨する予防策の中にマスク着用はない。

WHOは「必ずしもマスク着用は感染予防にはならない」としている。

逆にマスク着脱の際に手で口や鼻の周辺や目を触る機会が増え、
接触感染のリスクが高まると指摘する専門家もいる。

新型コロナウイルスの感染ルートは2つとされている。

1つは咳やくしゃみなどで飛び散ったウイルスを含む唾など(飛沫)を吸い込む「飛沫感染」。

もう1つは、感染者のウイルスが付着した物を手で触り、
その手で口や鼻の周辺や目を触るなどして体内にウイルスが入り込む「接触感染」だ。

長時間空気中を漂ったウイルスを吸い込むことで感染する「空気感染」はないとされている。

つまり、新型コロナウイルスの感染予防においては、
飛沫感染と接触感染にさえ気を付けていればよいということになる

それでは、具体的にはどのような対策をとればよいのか。

WHOは感染リスク低下のための行動として以下のようなことを推奨している。

・目、鼻、口を触らない
・アルコール洗浄剤か石けんを使って水でこまめに手を洗う

手洗いは接触感染を防ぐための基本的な対策だ。
当たり前のように思えるが、こまめに実践できている人は意外に少ないのではないだろうか。

咳やくしゃみをするときはひじの内側やティッシュで口と鼻を覆い、ティッシュを使った場合はすぐ捨てて手を洗う

飛沫感染を防ぐための対策だが、手のひらで口を覆うのではなく、ひじの内側というのがポイントだ。

手のひらにウイルスが付着すると、物に触れることによってそこから接触感染が起こってしまうからだ

ティッシュで覆った場合も、手のひらにウイルスが付着している可能性がある。

面倒でも毎回手を洗うことが予防においては大切だ。

まだまだ世界中で横行している新型コロナウイルスですが、
間違った情報に過剰に反応することなくしっかりと今後の動向を見て行動していきたいものだ。



参照:プレジデントonline
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